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観光地の紹介

スイスで最も小さな州となるアッペンツェル・インナーローデン準州の州都。小さな村には、教会、礼拝堂、修道院、市庁舎など16〜17世紀の美しい建物や、独特の切妻屋根や壁画、凝った看板が特徴的な家々が連なっています。昔ながらの製法を受け継ぐビールやチーズ、レースや織物、カウベル飾りなどこの地方ならではの特産品も魅力。目抜き通りは歩行者天国となっているので、ぶらり歩きを楽しみながら、ショップをまわってお土産を選ぶのもおすすめです。

アッペンツェル地方に点在するかわいい村へ足をのばしたり、標高2502mのセンティスから東へ石灰岩の雄大な山々が連なるアルプシュタイン地方へのハイキングも人気。冬季にはスキーやクロスカントリーを楽しむ人々で賑わいます。

アッペンツェル地方 Appenzellerland

◉アッペンツェルからの小旅行

ウルネッシュUrnäsch:列車で約15分
冬の伝統の祭り「ジルベスタークロイゼ」で有名。村には祭りや生活の資料を展示する博物館がある。センティス山観光の拠点

シュタインStein:バスで約15分
アッペンツェルチーズで有名な村。チーズ工場の見学もできる。昔ながらの牧畜を営む農家が多く、春の牧上りや秋の牧下りなど牧童の伝統行事がおこなわれる

エベンアルプ Ebenalp:列車&ロープウェイで約35分
標高1640mの山頂まではヴァッサーラウエンWasserauenからロープウェイで約8分。先史時代の洞窟を抜けると岩壁に小さな礼拝堂ヴィルドキルヒリ、その奥には谷を見下ろすレストランがある

センティス山Säntis:列車&バス&ロープウェイで約1時間10分
東スイス地方を代表する名峰。標高2501.9mでアッペンツェル・アルプスに属するアルプシュタイン山群で一番高い山になる。標高だけをみるとそれほど高くないが、実際の山の高さを示すプロミネンス(地表や谷間から山頂までの高低差)でみると、2021mとアルプスで13番目に高い。

4国国境に近い位置にある一番高い山で、山頂からは雄大なパノラマビューが楽しめることで有名。天気が良ければスイス、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタイン、フランス、イタリアと6カ国を見渡すことができる。ウルネッシュからバスで結ぶシュヴェーガルプからロープウェイで10分。

クロンベルクKronberg:列車&ロープウェイで約40分
標高1663m、アッペンツェル・アルプスの山。麓のヤコブスバードからロープウェイで山頂まで約8分。ドミトリータイプで宿泊もできる山岳レストランがあり、夏はハイキング、冬は約6.5キロの雪ソリコースやスノーシューが人気。

ホーアーカステンHoher Kasten:列車&バス&ロープウェイで約40分
アッペンツェル・アルプスのアルプシュタイン山群の一部で、ザンクト・ガレン州とアッペンツェル・インナーローデン州との州境になっている。ブリュリサウBrülisauから山頂までロープウェイで約8分。標高1791mの山頂からはリヒテンシュタインやオーストリアの山々まで見渡せる。山頂には360度パノラマ回転レストランや約400種類の高山植物を観察できる高山植物園(無料)がある。ここのハーブ園で採れる野草(ハーブ)を使ったメニューをレストランで楽しむこともできる。

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アッペンツェル
東スイス地方

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