ヴヴェイ
Vevey
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観光地の紹介
言語:フランス語 | カントン(州):ヴォー Vaud (VD) | 標高:374 m
先史から古代ローマ時代を経て、13・14世紀のサヴォイア統治時代に基盤がつくられた町は、中世からワインの産地として栄えてきました。
今も旧市街を中心に、古い路地や15〜19世紀の歴史的な建物が残っています。隣接するモントルーとともに世界の王侯貴族や芸術家たちに愛されてきた「スイスリヴィエラ」呼ばれる湖畔のリゾート地でもあり、由緒あるホテルが数多くあります。
なかでもヴヴェイ郊外に家を建て、晩年を過ごしたチャップリンはとくに有名。ネスレ旧本社を使ったフード・ミュージアム「アリマンタリウム」前には、薔薇の花に囲まれ、レマン湖をのぞむ彼の銅像がたたずんでいます。2016年には彼が家族と暮らした邸宅をいかしてチャップリンの人生と映画の世界を紹介するミュージアム「チャップリン・ワールド」がオープン。世界中の観光客が訪れています。
チャップリンのお墓にも近く、ネスレ本社から徒歩数分のところには、近代建築の父ともいわれるル・コルビュジエが両親のためにつくった小さな家があり、現在はミュージアムとして一般公開されています。2016年夏には日本の国立西洋美術館とともに世界遺産に認定されました。
よく手入れされた花壇が美しいレマン湖沿いの遊歩道や葡萄畑の間を縫うようにつくられた小道での散策や、船でレマン湖クルーズなどもおすすめ。レ・プレイヤード、モンペルランなどの小高い山に上れば、湖とアルプスの眺望が楽しめるほか、5月頃なら可憐なナルシス(水仙の一種)の群生をみることもできます。
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