Intro

標高2016m、アイガー北壁の真下にあるクライネ・シャイデック。ドイツ語で小さな(クライネ)、境(シャイデック)という地名の通り、2つのリュッチネ谷の分水嶺になっています。現在は、ヴェンゲルンアルプ鉄道とユングフラウ鉄道の発着駅として世界各国からの観光客で賑わっています。

会議・イベント会場

The railway station is the starting point for attractive hikes in summer and for ski and toboggan runs in winter.

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グリンデルワルトからとラウターブルンネンからヴェンゲルンアルプ鉄道でアクセスできます。駅に近付くにつれ、車窓から山々が大きく見えてきます。ここでユングフラウ鉄道に乗り換えて、世界遺産エリアでもあるヨーロッパ最高地点の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅へ結びます。

駅の裏手の丘にはアイガーを愛した作家、新田次郎の記念碑があります。丘の上からの眺望もすばらしいので、時間があったら上ってみましょう。

迫力あふれるアイガーの姿を眼前にのぞむ駅周辺は、アルプスならでは、雄大な山岳風景が体験できる人気のスポット。雪解けすると高山植物の花々が咲き誇る春や夏、スキーや雪ソリ、ウィンターハイキングが楽しめる冬など、四季折々の情景が魅力。1年を通して楽しめるハイキングがおすすめです。

アイガーグレッチャー、アルピグレン、ヴェンゲルンアルプ、メンリッヒェンなどから組み合わせる多彩なハイキングが楽しめます。

アルピニズムと山岳観光


鉄道開通前の1840年にすでに「ツア・ゲムゼー Zur Gemse」という宿が誕生しており、フランス人作家のドーデが宿泊し、代表作となる『アルプスのタルタラン』を書いています。その感動的な風景からその宿は“美しい眺望”を意味する「ベルヴューBellevue」という名で呼ばれるようになりました。

1893年には麓のグリンデルワルトとラウターブルンネンの両方向から結ぶヴェンゲルンアルプ鉄道が開通し、同年、ベルヴューホテルの横に「ホテル・デザルプHotel des Alpes」がオープン。

続く1898年にはユングフラウ鉄道がアイガーグレッチャー駅まで開通し、気軽に氷河観光や登山を楽しめるようになり、世界各国から上流階級の観光客が訪れるようになりました。

そうした富裕層たちのため、伝統のホテルは1929/1930年によりエレガントに改修。バスタブ完備の部屋や食堂、ラウンジ、バー、グランド・ピアノがおかれたバンケットルームなど、当時の山岳ホテルとしては異例の豪華さを誇っていました。ホテルの前の展望テラスや駅のビュッフェなど、クライネ・シャイデック駅の周辺は、まさにアルプスの社交場といった雰囲気の華やぎでした。


ユングフラウ鉄道の情報

本ページの情報は、スイス本国の自治体、地方観光局や運営団体・会社などが発表した情報に基づいて制作しています。スイス政府観光局ではその発表内容についての正確性に関して保証することはできません。リリース後に変更になる場合もありますので、詳しい情報は直接現地にお問い合わせのうえ、確認ください。

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