パテック・フィリップ・ミュージアム
Overview
Intro
19世紀からジュネーヴでヨーロッパの時計づくりをリードしてきた老舗高級時計ブランド『パテック・フィリップ Patek Philippe』のミュージアム。16世紀から現在までの貴重な時計と時計づくりの歴史がつまった、こだわりの時計ミュージアムです。
ジュネーヴ旧市街の中心地、プランパレPlainpalais 地区にあるクラシックな趣きのビルは、もともと1920年代から数々の有名宝飾ブランドの工房だった所で、1975年にパテック・フィリップの社長フィリップ・シュテルンが購入し、ブレスレットや時計のふたなどの部品制作工場として使ってきた建物でした。
デザイナーが「これはまったくミュージアムのオートクチュールをつくるようなものだった」と語ったように、社長の妻ジェルディ・シュテルンがプロジェクトの総指揮をとり、完全に改装が随所にいかされ、古い工場が現代的で洗練されたミュージアムへと見事な変貌をとげたのです。長い時の中で色褪せない本物の価値をめざし、大理石やみかげ石、木材など、特に内装には厳選された素材が用いられました。展示室には同じ色と質感のベニア板が選ばれエジプトの緑青の色を基調に、珠玉のコレクションを飾るのにふさわしい歴史と格式ある空間を演出しています。
エントランスを入ってすぐ、昔の工房が再現された展示スペースでは、400点以上の古い道具や機械があり、時計という精密機械の進歩を支えてきた巧みの歴史を紹介しています。併設してアンティークウォッチの修理工房があり、現在に受け継がれた職人の技を見学することができます。
最上階になる4階には、約4000冊をこえる時計に関する書物や古文書を集めたユニークな図書館と忠実に再現された現社長の父ヘンリー・シュテルンのオフィス、約700点におよぶパテック・フィリップ社の文書などのミュージアムの資料部門があります。
3階は、ジュネーヴでつくられた多くの名品を含むヨーロッパの貴重な時計や、オートマタ(自動人形)、エナメルの懐中時計など、16世紀から19世紀の約500点のアンティーク時計のコレクションが展示され、時計つくりの歴史を綴ります。
2階では、創業時1839年から2000年までの、パテック・フィリップが世に送りだしてきた数々のモデルをみることができます。ヴィクトリア女王、ワーグナー、トロツキー、キュリー夫人、アインシュタインなど常に世界を代表するセレブリティたちの腕で時を刻んできたブランドならではの逸品揃いです。
■開館時間
火曜〜金曜 14:00-18:00
土曜 10:00-18:00
■休館日
日曜・月曜、祝日
※館内整理などの特別な理由で臨時休館になる場合があります。
▶︎ミュージアムパス/スイストラベルパスで無料入館できます。
概要
催行 |
常時
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カテゴリー |
文化, 教育, 都市
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主催・問い合わせ |
Patek Philippe Museum
Rue des Vieux-Grenadiers 7 1205 Genève 022 707 30 10 (Général) 022 707 30 14 (Réservation de visites) info@patekmuseum.com |
料金・情報
料金 |
大人: 10.00 CHF
18~25歳の学生: 7.00 CHF 18歳未満の子供: 無料 10人以上のグループ: 5.00 CHF |
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予約・チケット
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連絡先
Patek Philippe Museum
Rue des Vieux-Grenadiers
1205
Genève
スイス